三年間でのカンボジアでの活動を通じて様々なことを経験しました。 最初は何がどうなっているのかわかりませんでした。 文化の違いに戸惑うことも多々ありました。 言葉には苦労したので何を言っているのかわからず、伝えたいことが伝わらすやきもきもしました。 大変な思いをしているとみんな優しく見守ってくれました。 それでもぶつかり合うことは何度もあります。 一年半後にやっと
浄水プロジェクト 水上村に沢山あるようでそうでもないのが水です。 雨季には雨水があるので困ることはありませんが、乾季になるととても困ります。 乾季になると湖が小さくなるので水の汚さも凝縮されます。 水茶色になるので水浴びをするのでさえも躊躇するほどです。 飲み水は沖の方に水を汲みに行き、ミョウバンで汚いものを沈殿させ上澄みを沸騰させ
水上村の人達は7割ほどがベトナム人です。 ベトナム人はベトナム人でコミュニティーを作るので日常会話はベトナム語になります。 もちろん子どもたちもベトナム語を喋るようになります。 しかし、ここはカンボジアです。 カンボジア人がベトナム語を話すことはまずありません。 水上村の人達も魚を売ったり何かを買ったり、全く陸にあがらないことはありません。
カンボジアには雨季と乾季があり、その影響は湖にもあります。 雨季になると雨がたくさん降るのでメコン川からトンレサップ湖に水が流れてきます。 乾季になるとそれが逆になり、トンレサップ湖からメコン川に水が流れていきます。 なのでトンレサップ湖の大きさは雨季になると乾季の何倍もの大きさになります。 もちろん水位もかわってきます。 これは雨季の終わ
このような水上村でどのような一生を送るのかを紹介していきます。 水上村でも赤ちゃんが生まれます。 ただ、日本のように病院で産むのではなく、自宅で産むことがほとんどです。 その時は経験豊かなおばちゃん達が手伝ってくれます。 とはいってもおばちゃん達はお医者さんでも看護師さんでもないので、とても危険な環境で産まなければならないのです。
カンボジアには琵琶湖の何倍もあるトンレサップ湖があります。 その湖では水上で生活している人達の水上村があります。 このような水上村は大小含めて200ほどあるようです。 僕が活動していた水上村はコンポンルアン水上村と言い、大きな水上村の一つです。 彼らは漁師さんです。 なぜ彼らが水上に住んでいるかいつから水上にいるのか、記録も記憶をありませんが魚を追ってメコン川を上って
カンボジアにはゴミ焼却施設はありません。 集められたゴミは一か所に集められるだけです。 首都のプノンペンでもゴミ集積所があります。 都会のど真ん中からバイクで15分で行けるような場所です。 左側の緑の山はゴミで作られた山です。 ここはゴミがいっぱいになったので閉鎖されましたがゴミ山はそのままになっています。 閉鎖になってから数年が経つ
カンボジア人はとても穏やかな国民性があります。 東南アジアはどこも同じだと思いますが、カンボジアにもハンモック文化があります。 昼間の暑い時はハンモックを使ってお昼寝します。 この写真には三人映っているのがわかりますか。 お父さんと男の子と手前に黄色い服を着た女の子がいます。 家族で一つのハンモックに揺られながらお昼寝をしている風景はほほ笑ましいですね。
前回は当院こだわりのクロマーを紹介しました。 せっかくなので2011年から2013年までの三年間、カンボジアで何をしてきたのかも紹介していきます。 今回はカンボジアについて書いていこうと思います。 カンボジアの位置はこのようになります。 タイ、ラオス、ベトナムに囲まれた東南アジアの国です。 日本人からすると一