カンボジア人ってこんな人

2021年10月2日 カテゴリー:カンボジア


カンボジア人はとても穏やかな国民性があります。

東南アジアはどこも同じだと思いますが、カンボジアにもハンモック文化があります。

昼間の暑い時はハンモックを使ってお昼寝します。

この写真には三人映っているのがわかりますか。

お父さんと男の子と手前に黄色い服を着た女の子がいます。

家族で一つのハンモックに揺られながらお昼寝をしている風景はほほ笑ましいですね。

 


 

日本から来る方は皆さんバイクに何人もの人が乗っているのを見てビックリされます。

都会ではヘルメットの着用を取り締まっていますが田舎ではご覧の通りです。

子供も一番前に乗ったり大人の間に乗ったりします。

確かに危ないですが、できることは何でもやってしまいます。

大きな声では言いにくいですが、日本では体験できないようなこともカンボジアでは体験できてしまうのもカンボジアの魅力のひとつかもしれません。

 


 

車だって自分たちで作ってしまいます。

これは部品だけを集めて作ったホームメイドカーです。

この他にも日本人だったら専門家に頼むようなことでも自分たちでこなしてしまうことがよくあります。

ここまでくると彼らのたくましさに感心させられます。

 


 

カンボジアの雨季はゲリラ豪雨のような雨が半年間ほど降り続きます。

場所によっては川が氾濫し、道が川のようになることはよくあります。

その道を苦労して通っているカンボジア人もいれば、その川で遊んでいるカンボジア人もいます。

はた目には大変に見える事柄でも見方を変えれば楽しむことさえもできるカンボジア人の柔軟背にとんだ考え方は、見習う点でもあるなと思っています。

 


 

カンボジアは仏教の国です。

お寺も多く、托鉢にまわっているお坊さんもよく見る風景です。

時代の流れで変わってきてるようですが、男性は一度はお寺に入ることが多いです。

それが徳を積むことになり、親孝行にもなるのです。

カンボジアにいると「物乞いにお金をあげることはいいのですか?」と聞かれることがあります。

その答えはとても難しいです。

今日食べるためにあげることはいいことだ。

あげてしまうと物乞いから抜け出せなくなるからよくない

様々なことが考えられますが、カンボジア人はあげている人が多いです。

それは仏教の教えからくる純粋なやさしさだと思います。

僕も彼らに見習って少額のお金か、子どもにはお菓子をあげるようにしていました。

 


 

これは雨季に降った雨をカメに移し替えている男の子の写真です。

この家には水道はなく水を確保するためにはこの作業が必要です。

これは「生きるための作業」なのです。

日本では蛇口をひねると水が出てくるのでこのようなことをする必要はありません。

いろいろなことが便利になり、このような生きるための作業が日本では少なくなったことが生きている実感が少なくなっていることにつながっているのではないかと考えています。

 

カンボジア人を見ていると、彼らにとっては当たり前のことが現在の日本にとっては刺激に感じることがたくさんあります。

今回はそのような一面を紹介してみました。