前回に姿勢についての解説をしています。
そちらを先に見てもらえるとより効果があるので、ぜひそちらからご覧ください。
こちらからうぞ。
正しい姿勢とは?
正しい姿勢は、首、肩、腕、腰、足といった
体の部位が本来の位置にあることを言います。
その位置がずれると「ただ動きにくい」で済めばよいですが、
ずれた位置で使い続けると関節に負荷がかかり痛みを感じるようになります
肩こりや頭痛、頚痛や腰痛など
様々な症状の原因になるのです。
この「ずれ」を正した、良い姿勢を保てると体の部位が本来の位置で使えるようになります。
関節の動きは良くなり、不快な症状は改善され、体調が良くなっていきます。
姿勢チェック方法
まず、何も意識せずに鏡の前に立ってみてください。
そして鏡に映る自分の手のひらを見てください。
手のひらが前か内側を向いていると良い姿勢です。
手のひらが後ろを向いていると姿勢が悪いということになります。
姿勢が悪くなる原因は?
姿勢が悪くなる原因は
日常の体の使い方の癖です。
日常の生活の中での作業は手を使うことが多いですよね。
実はこの手の使い方が姿勢が悪くなる原因になるんです。
パソコンやスマホを使う時、字を書いたり料理をする時など、どうしても
手のひらは下を向いていることが多くなります。
手のひらが下を向いていると
腕全体が内向きになり、肩は巻き肩、背中は猫背になるのです。
「手のひらが下を向いているだけで!」と思うかもしてませんが、少しのことでも積み重なると姿勢にまで影響が出るのです。
試しに立った状態で
手のひらを前に向けてください。
この時は
頭が前に行きにくいですよね。
次に
手のひらを後ろに向けてください。
そうすると
頭が前に行きやすくなるのがわかりますか。
このちょっとした差でこれだけの違いになるのです。
良い姿勢を維持するために
姿勢を良くするのに「胸を張りなさい」と言われますよね。
これは間違いではありませんが、手のひらが後ろを向いたままではあまり意味がありません。
この状態で胸を張っても腕が後ろにいくだけで効果があるどころか、無理に腕を後ろに引くとバランスをとるために頭が前に出て顔も下を向いてしまうのでよけいに姿勢は悪くなってしまいます。
姿勢を良くするためにはその逆をすればいいのです。
手のひらを前に向けてください。
「手のひらを前に向けてまっすぐ遠くを見る、そして深呼吸」これだけです!
手のひらを前に向けると腕が外側を向くことで胸の筋肉が伸ばされるのです。
鎖骨の下側が伸ばされるのがわかりますか。
その状態だと深呼吸が楽になり、全身の循環もよくなり、姿勢が整ってきます。
一度、手のひらが前を向いてる時と後ろを向いてる時で深呼吸の違いを実感してみてください。
①深呼吸は
息を吸いながら腕を真横から上げてください。
重心は耳・肩・股関節横の出っ張った骨・くるぶしが一直線になるといい姿勢になります。
腕を上げる時はこの4点を通るように上げてください。
②
上がりきったら踵を一度浮かしください。
③
息を吐きながら腕を真横から降ろしてください。
この時、常に手のひらは前に向いているように気をつけてください。
そのために
鏡の前でこの深呼吸をすることをお勧めします。
手のひらをチェックできるだけではなく、顔が下を向いてしまわないようにできるからです。
朝晩に歯磨きをする時やお風呂上りに鏡をみると思うのでそのタイミングでしてもらえたらと思います。
回数は
1分を目安にしてください。
心臓から出た血液は体中をめぐり1分後に心臓に戻ってくると言われています。
1分間の深呼吸で体中の血液が一巡りするのです。
「手のひらを前に向けてまっすぐ遠くを見る、そして深呼吸」
とっても地味ですけど姿勢がよくなり、身も心も整うので、続ける価値はありますよ!
姿勢を整えると様々な症状が改善されるだけではなく、施術効果が長続きします。
体の歪みがあることでこの深呼吸がしにくい場合は、まず施術をうけることをお勧めします。
大津市の皆様へ
痛みなどの症状は身体(姿勢)バランスの崩れが原因になることがほとんどです。
「無くて七癖」と言われているように日常の行動が身体(姿勢)のバランスに影響しています。
症状があるということは、毎日の行動と上手く付き合えていないサインなのです。
当院は症状の根本原因となっているバランスの崩れを特定し、施術をします。
小さな不調でもありましたらまさ整体院にご相談ください。
当院は頑張るあなたの味方になります!
まさ整体院 篠田正司