健康のための睡眠　寝具チェック

どのような睡眠をとっているかをチェック

 

 

前回は「質のいい睡眠をとるには呼吸と寝返りが大事ですよ」ということを紹介しました。

今回はその続きです。

より理解するためには前回の内容がわかっていた方がいいですよ。

 

では、いつも使っていつまくら等の寝具が睡眠に適しているのかを実際に測ってみましょう。

 

ここで皆さんが思うことは「心地いいかどうかくらいはわかるが、何を測ればいいのかわからない」ですよね。

そこで「呼吸の大きさ」と「寝返りのしやすさ」を基準にしてみてください。

 

呼吸の大きさは①「深呼吸」でみていきます。

寝返りのしやすさは②「膝を立てた状態から左右に膝を倒す」でみていきます。


 

あなたの寝具はそれでいいの？

 

 

まずはまくらが睡眠の質を上げてくれてるのかをチェックします。

 

では、まくらなしで横になって、①と②をしてください。

 

①については、どれだけ吸えているか、胸のふくらみ具合を覚えといてください。

分かりにくい場合は両手を肋骨の下の方に当てるとわかりやすくなります。

 

②については、膝が左右にどのくらい倒れるかを覚えといてください。

分かりにくい場合は倒した膝と反対側の肩がどれくらい動くかをみるとわかりやすくなります。

 

質のいい睡眠をとるには

胸が膨らむ➡呼吸がしやすい

膝が倒れやすい➡寝返りがしやすい

ことが必要になります。

 

 

そしたら、まくらを入れて同じように①と②をしてください。

 

胸が膨らみやすくなっていますか？

膝がたおれやすくなっていますか？

 

まくらが合っていると呼吸はしやすくなり、膝も倒れやすくなります。

 

場合によっては息が吸いにくくなって膝も倒れにくくなるまくらがあります。

そのようなまくらを使っていると体は無意識に緊張するようなっていることがわかります。

使い続けると、スッキリしないでけではなく朝に肩こりや腰痛を感じるようになります。

 

朝、起きた時にまくらが頭の下にないことはありませんか？

それは体がまくらを拒否しているからです。

 

マットレスも同様にチェックできます。

床で寝た時とマットレスで寝た時、①と②をしてみて呼吸と膝が倒れるかがどうなっているか試してみてください。

 

同じようにすると、複数のまくらやマットレスから選ぶ時でも「呼吸」と「寝返り」を基準にするとれが良いのかがわかります。

 

息が吸いやすくて膝が倒れやすいものにしてください。

 

お店に行っていろいろ試すけど、どれがいいのかわからないので迷いに迷って予算で決めてしまったことはないですか？

そんな時に、①と②がわかっていると決めやすくなりますよ。

もし予算をオーバーしてても、長い目でみると自分に合うものにした方がいいと思います。

 

では、次回は具体的なアドバイスを紹介します。

こちらをクリック！

 

 

 

大津市周辺にお住まいの皆さま

 

 

今、感じている痛みなどの症状は一日二日でなったものではありません。

 

変な方向に捻った、ぶつけるなど強い力がかかった、などの原因がない限り患部以外のところに問題があることがほとんどです

 

痛みを発生している部位は身体（姿勢）のバランスが崩れた結果、症状として現れたのです。

 

無くて七癖と言うように、日常の行動が結果的に身体（姿勢）のバランスに影響します。

 

症状があるということは、日々の決まった行動（癖）と上手く付き合えていないサインです。

 

痛みや不調を感じましたらまさ整体にご相談ください。