前回は冷え性の仕組みについて説明しました。
では、今回は改善方法を紹介していきます。
手の冷えの改善方法
体の中でも
手の指は表面積が広いために冷えやすくなります。
そんな手を温めるためには
血流量をふやす必要があります。
ホッカイロなどで温めるのもいいですが、何も使わずに血液を増やす方法を紹介していきます。
①小指側の手の甲にある出っ張りがわかりますか?
もう片方の手で、
そのでっぱりの下を手のひら側から強く握ります。
②強く握ったまま、握られた方の
手はグッパグッパと30回ほどしてください。
③
握った手を離すと血液が流れていくようになります。
これは手首にある大きな血管を止めて運動をすることで筋肉は酸素を必要とするので止められた血液がいっきに流れていくのです。
足先の冷えの改善方法
足先も手と同じように一度血流を止めてしまいます。
①
内側のくるぶしとアキレス腱の間をギュッと押してください。
写真では片手ですが両手で押してください
②押したまま
足首を30回ほど動かしてください。
③
押している手を離すと血液が流れていくようになります。
これも手と同じ原理で血液がいっきに流れていくようになります。
お腹から温める
内臓には命に係わる重要な臓器が集中しているので、冷えると体は内臓を温めようとします。
血液は中心部であるお腹へ集中しするので手足の末端まで行き届かなくなります。
腹巻やカイロや湯たんぽなどでお腹を温め、内臓の働きを回復してあげましょう。
食べ物から温める
体を温める食べ物は血流をよくします。
冷えを感じているときは
食べ物も飲み物も温かい物をとるようにしましょう。
また、ニンジンやレンコン、ごぼうなどの
冬が旬の根菜や、
生姜や唐辛子、ココアなど体を内側から温めてくれる食材です。
白湯から温める
朝起きたらまずコップ1杯の
白湯を飲むのもオススメです。
人間は寝ている間に大量の汗をかくため、起きてすぐは
体内に水が不足してる状態になります。
そこで、コップ1杯(約250ml)は水分を取ってください。
また、水ではなく白湯を飲むということがポイントになります。
白湯を飲むことで
内臓が温まり、働きを活性化させることができます。
内臓の働きが促進されることで、
代謝が上昇し、体内で作られる熱量も増加します。
そのため、1年中冷えに悩んでいる全身冷え性タイプの方の場合は、
夏場でもできるだけ冷たい水ではなく、白湯を飲むようにするのがオススメです。
お風呂から温める
湯船に浸かることも冷え性対策として効果のある方法です。
冷え性には体を芯から温めて末梢の血流を改善することが大切です。
シャワーだけでは体を表面的にしか温めることができず末梢の血流を改善することができません。
約40℃で10~15分でいいのでシャワーだけでなく、湯船に浸かるようにしましょう。
40℃を超える熱い湯船の場合、シャワーと同じように表面的な温度上昇になります。
40℃以下の湯でゆっくり体温を上げる入浴の方が効果的です。
また、で副交感神経が刺激されるので、自律神経のバランスを整えることができるのでオススメです。
大津市の皆様へ
痛みなどの症状は身体(姿勢)バランスの崩れが原因になることがほとんどです。
「無くて七癖」と言われているように日常の行動が身体(姿勢)のバランスに影響しています。
症状があるということは、毎日の行動と上手く付き合えていないサインなのです。
当院は症状の根本原因となっているバランスの崩れを特定し、施術をします。
小さな不調でもありましたらまさ整体院にご相談ください。
当院は頑張るあなたの味方になります!
まさ整体院 篠田正司