肩こりには温シップ?冷シップ?大津市の皆さんに解説します

2021年11月26日 カテゴリー:肩関節

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素朴な疑問ですが、これは大事です

 

「肩こりがある時は温シップが良いか冷シップがいいか」を聞かれることがあります。

肩こりを感じるとシップ貼りたい気持ちはよくわかりますし、温か冷か全く逆のシップなので迷いますよね。

結論から言うと、温めるべきか冷やすべきかは症状によって変わります

まずは肩こりがどのような状態かを見極め、正しい処置をすることが重要になります。

 

冷やすべき肩こりを温めると、症状がひどくなる場合もあります。

反対に、温めるべき肩こりを冷やすと、肩こりはなかなか回復しません。

 

このように「こり」は起こります。

 

まずは「こり」とは何なのかについて説明していきます。

「こり」は筋肉が収縮したままの状態になっている箇所です。

 

本来、筋肉は縮んだり緩んだりするのですが、様々な原因で筋肉が緩まず縮んだ状態のままになることがあります。

 

筋肉が縮んで硬くなると、血管は圧迫されるので血液が通れなくなるのです。

 

そうすると、酸素や栄養分が行き届かなくなり疲労物質が回収されなくなるので「こり」を感じるようになるのです。

さらに疲労物質が溜まると痛みを感じるようにもなります。

 

痛みが強くなると、患部をかばおうと筋肉が硬くなることで、さらに血行が悪くなり…、とどんどん悪循環になっていくのです。

そして、自分の肩こりが急性なのか慢性なのかを知ることが大切です。

 

あなたの肩こりはどっち?

 

それを知るためには、「肩に熱があるか」「腫れていないか」「痛みがないか」「動かしにくいか」を確認してみてください。

これらは急性の炎症が起こっている場合に起こる症状です。

体の組織が傷つくとそれを修復するために炎症が起こるのです。

 

これは足首を捻挫した時と同じです。

 

急性の場合は冷シップ

 

以上のようなことに当てはまる急性の場合は冷シップを使ってください。

 

「朝に寝違えた」「無理な体勢で肩に負担がかかることをした」などはっきりとした原因があると思います。

 

しかし、痛みがひどい場合や温まると脈を感じる場合は患部を積極的に冷やすようにしてください。

 

冷やす方法としてはタオルを巻いた保冷剤を15分ほどあてるといいでしょう。

 

ただ、「冷やす」と「冷える」を間違わないようにしてください。

 

保冷材などで患部を「冷やす」のではなく、何もせずに患部が「冷える」のでは大違いです。

 

「冷える」と患部周辺の血行も悪くなるので回復はさらに遅くなるのです。

 

また、一度炎症が起こると収まるまで72時間はかかると言われているので、冷やすことで症状が落ち着いても72時間は安静にするように心がけてください。

 

慢性の肩こりには温シップ

 

反対に特に原因がなくデスクワークや家事など、日ごろの疲れの積み重ねで感じるようになった肩こりは温めた方がいいです。

大多数の肩こりはこちらになるのではないでしょうか。

「少しづつ」「だんだんと」「いつの間にか」

このような肩こりは慢性です。

 

そのような肩こりは温めるようにしてください。

 

温シップいがいにも、「お風呂にゆっくり入る」「運動をする」などをして体温を上がると血行が良くなると疲労物質が回収され肩こりは改善していきます。

 

また、濡らしたタオルをよく絞り電子レンジで1~2分温めたもので患部を温めるのもオススメです。

 

肩以外にもマフラーなどで首回り温めるのも効果的です。

 

首には大きな血管が通っているので、そこを温めることで首だけではなく肩の血行も良くなるのです。

 

大津市の皆様へ

 

痛みなどの症状は身体(姿勢)バランスの崩れが原因になることがほとんどです。

 

「無くて七癖」と言われているように日常の行動が身体(姿勢)のバランスに影響しています。

 

症状があるということは、毎日の行動と上手く付き合えていないサインなのです。

 

当院は症状の根本原因となっているバランスの崩れを特定し、施術をします。

 

小さな不調でもありましたらまさ整体院にご相談ください。

 

当院は頑張るあなたの味方になります!

 

まさ整体院 篠田正司