「いかり肩」「なで肩」それぞれの肩こりにはそれぞれの改善方法があります

2021年11月20日 カテゴリー:肩関節

2つのタイプの肩こり、どうなると改善する?

 

こってしまった筋肉をマッサージをしたり温めたりして、こりをほぐすのはとても有効的です。

しかし、それは一時的な効果はありますが時間が経ってしまうとまた肩こりを感じるようになるのです。

こりが生じにくい肩にしていくことも大切なのです。

 

まずは、短くなった筋肉をストレッチ

さらに、伸ばされている筋肉を鍛える

 

「伸ばす」「鍛える」という二つの対策が大切になってきます。

 

ストレッチは両方とも一緒です

 

いかり肩、なで肩の両方の肩こりの人が伸ばすべきなのは首の横側の筋肉です。

この筋肉を肩甲挙筋といいます。


右の肩甲挙筋を伸ばすストレッチです

 

①椅子に座って左手を右肩の上に乗せてください。

強く下に押す必要はありません。

 

頭を左に倒してから左を向いてください。

結果的には左下を向くようになります

 

右手を前後にゆっくり降ってください。

右手の動きが伝わることで肩甲挙筋はほぐれていきます。

 

首の右側が伸ばされている感覚があれば正解です。

時間は左右ともに30秒以上するようにしてください

 

いかり肩の運動

 

ストレッチの次は、弱っている筋肉を鍛える運動です。

ここからはいかり肩となで肩では全く逆の運動になります。

 

まずはいかり肩

 

いかり肩の人は、肩甲骨を下方向に動かす筋肉が弱っているので肩が上がってしまうのです。

肩甲骨を下方向に動かす筋肉を鍛えていきます。

 


①立った姿勢で、両手のひらをお尻の上の方にあて、両肘をできるだけ背中の方に行くようにしてください。

 

②そのまま両手をお尻の下の方まですべらせてください。

下げて3秒キープを20回を目標にしてがんばってください。

お腹が突き出してしまいそうになりますが、腰が沿ってしまうと効果は出ません。

腹筋に力をいれて、腕が下に伸びていくようなイメージです。

 

なで肩の運動

 

なで肩の人は逆に肩甲骨の上方向に動かす筋肉が弱っているのです。

腕の重みを支えられるように運動をしていきましょう。


①両ひじを開き、肘が肩よりも上になるようにしてください。

 

②肘と肩の角度を変えないまま、腕を上げてください

首の下側に力が入っているのを感じれたら正解です。

 

上げて3秒キープして元に戻る動作を、20回です。

最初は5~6回でしんどくなると思います。

自分のできるペースで続けていくと成果もでてきますよ。

 

しんどいかもしれませんが、頑張ると肩がぽかぽかしてきます。

 

ちなみに「カバンが左肩だけ落ちる」という人もいますよね。

この場合、右側がいかり肩、左はなで肩になっています。

右手はお尻につけて下げる、左手はひじを開いて肩より上に上げる運動になります。

片方づつする場合、もう片方の手は腰にあてるようにしてください。

慣れてくると両方一緒にできるようになりますよ。

 

大津市の皆様へ

 

痛みなどの症状は身体(姿勢)バランスの崩れが原因になることがほとんどです。

 

「無くて七癖」と言われているように日常の行動が身体(姿勢)のバランスに影響しています。

 

症状があるということは、毎日の行動と上手く付き合えていないサインなのです。

 

当院は症状の根本原因となっているバランスの崩れを特定し、施術をします。

 

小さな不調でもありましたらまさ整体院にご相談ください。

 

当院は頑張るあなたの味方になります!

 

まさ整体院 篠田正司