肩こりには「いかり肩」と「なで肩」がありますよ
肩こりのタイプ
肩こりには大きく2つのパターンに分かれます。
それは
「いかり肩の肩こり」か
「なで肩野肩こり」かによって変わってきます。
肩こりのタイプによって、
「伸ばす筋肉」は異なるのでそれについて解説していきます。
あなたの肩がどちらのタイプになるかは
鎖骨のラインを見てもらえたらわかります。
鎖骨のラインが
内側よりも外側が上がっていたら「いかり肩」、下がっていたら「なで肩」になります。
「いかり肩」「なで肩」は生まれつきの骨格や筋肉が関係しています。
しかし、それよりも
日ごろの体の動かし方や日中の作業姿勢の方が大きな要因になります。
日本人の女性は、いかり肩が多い傾向にあります。
いかり肩は、
典型的な肩こり体質です。
デスクワークのときに
猫背で頭が体よりも前に出るという姿勢を長時間続けていると、肩が持ち上がった状態に固定されるのです。
首が短く見えてしまうのもいかり肩の特徴です。
筋肉から肩こりを知ろう
肩こりに関わる筋肉は主に3種類あります。
肩を上に持ち上げる「僧帽筋上部線維」
肩を下に引っ張る「僧帽筋下部線維」
頸椎の方に肩甲骨を持ち上げる「肩甲挙筋」
です。
いかり肩の場合、
僧帽筋の上部線維と肩甲挙筋がともに短くなり、硬直しています。
また、肩が持ち上がってしまう原因は、肩を下に引きつける
僧帽筋の下部線維が力を失っていることにもあるので、こちらの筋肉の方は鍛える必要があるのです。
なで肩は、
肩が腕の重みで下がった状態にあります。
腕を支えるのに重要な
僧帽筋上部線維の筋力が低下し、腕の重みに負けて伸びてしまっている。
ただ、弱いながらも腕を支えようと頑張っているので、常に筋肉に力が入り、肩こりになるのです。
腕の重みに伴って下がろうとする肩甲骨を支えようと頑張っている肩甲挙筋は、いかり肩の人と同じように、硬直して凝っています。
「肩がこったな~」と、
肩こり感を自覚しやすいのは、いかり肩の人です。
僧帽筋が縮んで凝っているから、マッサージされると即効性があり、気持ちいいと感じます。
しかし、なで肩の人の僧帽筋が伸びてしまっているので、
マッサージやストレッチするとさらに僧帽筋を伸ばすことになるので逆効果になります。
マッサージされても肩甲挙筋の凝りは改善しないものだから、あまり気持ち良さを感じられない、のはこのためなのです。
大津市の皆様へ
痛みなどの症状は身体(姿勢)
バランスの崩れが原因になることがほとんどです。
「無くて七癖」と言われているように
日常の行動が身体(姿勢)のバランスに影響しています。
症状があるということは、
毎日の行動と上手く付き合えていないサインなのです。
当院は症状の
根本原因となっているバランスの崩れを特定し、施術をします。
小さな不調でもありましたら
まさ整体院にご相談ください。
当院は
頑張るあなたの味方になります!
まさ整体院 篠田正司