気象病

2021年9月20日 カテゴリー:日々の生活の中で,頭痛

暑い夏が終わり、気が付くと虫が鳴くようになり秋になりました。

真夏に比べて暑さが徐々にやわらいでいくため、特に朝晩は過ごしやすく感じている方も多いでしょう。

 

しかし、「季節の変わり目は風邪を引きやすい」という言葉にもあるように、体調を崩す人が多いタイミングであることも確かです。

 

『気象病』という言葉を聞いたことはありますか?

気象病とは、体が気圧の変化や一日の気温差に慣れないことによって起こる体調不良のことです。

 

頭痛めまいを感じる人もいれば、なんとなくやる気が出ないネガティブな気持ちが強くなったり、精神的な症状が起こる人もいます。

特に、台風が近づいてくると症状が出る人が多いようです。

つまり、日ごとの気温差が大きく台風が多いこの時期は注意が必要ということです。

 

気象病はまだまだ知れ渡っていないので、なかなか周りの理解を得にくく悩んでいる方も多いといいます。

 

そもそも、なぜ気象病は起こるのでしょうか?

 

その理由は、自律神経のバランスが崩れるからです。

気圧がへんかすると耳の機関である『内耳(ないじ)』が刺激をうけます。

すると、ストレスがかかった時に興奮する『交感神経』が活発になります。

この無意識の反応が過剰になると自律神経のバランスが崩れ気象病になるのです。

 

車酔いになりやすい

常にクーラーのかかった部屋にいる

もともと肩こりがひどい

運動不足・睡眠不足

 

このような場合は気象病になりやすいと言われていますが、個人差が大きいことも確かです。

 

季節の変わり目に頭痛やだるさを感じる人は気象病を疑ってみてもいいかもしれません。

 

さすがに天候を変えることはできないので気温差や気圧差になれることで対策をしていきましょう。

 

・汗をかくような運動やお風呂

自ら汗をかくことで自律神経はリセットされます。

気持ちも落ち着くだけではなく、循環もよくなるので体の不調も改善していきます。

 

・6時間以上の睡眠

質のいい睡眠をとることで自律神経は整います。

深い呼吸と寝返りのしやすさがポイントです。

詳しくは以前に「健康のための睡眠」について紹介したのでそちらをご覧ください。

 

・暴飲暴食をさける

食べ過ぎ飲みすぎると内臓にかかる負荷が大きくなり自律神経は乱れます。

これも以前に「16時間待つだけ健康法」として内臓の負担を改善する方法を紹介したのでそちらをご覧ください。

 

・耳マッサージ

内耳の血行やリンパの循環を改善するために耳をマッサージします。

軽く耳たぶをつかんで上下・左右・前後・前から後ろに円を描くように回す

全て5回づつ、1日に2回行ってください。

 

・頸椎を整える

自律神経は頸椎を通っています。

姿勢が悪いなど、頸椎に歪みがあること自律神経の働きは悪くなります。

施術で頸椎を整えることも大切になります。

 

精神的なことが原因と思われがちですが、対策方法はあります。

しかたないと思わずに上手に付き合っていきましょう。

 

大津市の皆様

 

現在、感じている症状はここ数日でなったものではありません。

 

捻った、ぶつけた、などのはっきりとした原因がない限り患部以外に問題があることがほとんどです。

 

症状を発生している部位は身体(姿勢)のバランスが崩れた結果、現在の症状として現れています。

 

「無くて七癖」と言われているように、日常の行動が結果的に身体(姿勢)のバランスに影響しています。

 

痛みがあるということは、日ごろの行動と上手く付き合えていないサインなのです。

 

当院は痛みの根本原因となっているバランスの崩れを特定し、施術をします。

 

小さな不調でも感じましたらまさ整体にご相談ください。