ストレッチ

2021年9月18日 カテゴリー:ストレッチ

施術の前には肩や背中や腰や足などの動きをチェックします。

患者さんは動いていると思っていても細かくみていくと引っかかってくる個所はあります。

症状と柔軟性は大きくかかわっています。

動かないところを無理に動かす・動かないところを他の個所でかばう」を繰り返していると限界を超えるので症状が出てきてしまうのです。

 

動かない理由は大きく3つあります。

関節の硬さ

筋肉のつっぱり

神経の制御

です。

 

関節の硬さは骨と骨を結ぶ靭帯による影響です。

骨の構造で動かせる範囲はある程度きまっていますが、基本的な構造は多少の個人差はありますがみな同じです。

生まれつき関節の柔らかさや年齢によることろが大きく関係してきます。

僕も生まれつき関節は柔らかい方で、顎は外したり入れたりできます。

 

筋肉の硬さは「筋肉がどれだけ弛緩しているか」が関係しています。

ここで大事なのが、筋肉が「伸びるか」ではなく「弛緩」しているかなのです。

筋肉は自ら柔らかくなることはありません。

時間と共に弛緩してるだけなのです。

 

神経の制御とは体は無理な力が働くとその個所にダメージを負わないようにするシステムのことです。

例えば、しつがい腱反射がそれにあたります。

つま先が床につかない状態で膝のお皿のすぐ下をたたくと足が伸びます。

これはたたかれた個所しつがい腱が断裂されないように足を伸ばすことで防いでいるのです。

これは無意識に神経が制御しているのです。

 

ストレッチのコツはここにあります。

反動をつけて思いっきり伸ばして引っ張ってもらっても筋肉は柔らかくはなりません。

反動はつけずにゆっくりと静かに伸ばす方がよいのです。

筋肉や腱にかかる負担をゆるめるために「もう少し伸びてもいいよ~」となるのです。

これはゴルジ腱反射といいます。

 

少しの振動を加えることも効果的です。

伸ばしている部分から少し離れた場所を揺らして振動を加えていきます。

 

施術でも緊張のある個所を触りながらその他の個所を揺らして筋肉の緊張を取ることをしています。

 

大津市の皆様

 

 

現在、感じている症状はここ数日でなったものではありません。

 

捻った、ぶつけた、などのはっきりとした原因がない限り患部以外に問題があることがほとんどです。

 

症状を発生している部位は身体(姿勢)のバランスが崩れた結果、現在の症状として現れています。

 

「無くて七癖」と言われているように、日常の行動が結果的に身体(姿勢)のバランスに影響しています。

 

痛みがあるということは、日ごろの行動と上手く付き合えていないサインなのです。

 

当院は痛みの根本原因となっているバランスの崩れを特定し、施術をします。

 

小さな不調でも感じましたらまさ整体にご相談ください。