体を治す体 立ち方

2021年9月10日 カテゴリー:体を治す体

施術する時にいつも気をつけていることがあります。

 

それは「手の使い方」と「立ち方」です。

 

今回は「立ち方」について書いてみます。

 

施術をする時にきちんと立てているかどうかはとても大切です。

スポーツをするときに上手な人はきれいなフォームをしてるように治療家も上手な人はきれいなフォームをしています。

 

正しい体の使い方ができていないとテクニックも身につかないのです。

 

きちんと立つとは自立して立つことです。

 

それができていないと体は不安定になり、患者さんによりかかった状態で施術をすることになります。

 

これでは僕が患者さんの体を頼ってしまうことになります。

 

治すことはおろか、どこが固いか動いていないかもわからなくなります。

 

それに、自分の体をコントロールできなくては患者さんの体もコントロールできないのです。

 

土台がしっかりしているから施術がしっかりと行えるのです。

 

手の使い方と一緒で、立ち方も意識しないとできません

 

基本はこのようなことですが、左右どちらの手を使うかで立ち方も変わってきます。

 

例えば、右手を使う時は左足を前にした方が安定します。

(これは何をするときも同じです。右手で書いたり切ったりマウスを動かすときは左足を前にする方がいいですよ)

 

出来てしまえば当たり前のことで、右バッターがバットを持つときは左手を下にするくらい当たり前です。

 

その他にも気をつけていることがあります。

 

重心がどこにあるか

足の裏全体を使えているか

腹筋や殿筋をつかえているか

体の真正面で施術ができているか

脇を締めているか

 

これらのことも気をつけるようになると患者さんの体を読み解けるようになりますし、施術も効果的に行えるようになります。

 

一つ一つを意識しているととても集中するようになります。

 

施術の時に間が空くことがありますが、それは「ちゃんと立ててない触れてない」と思って一度体をリセットしてるのです。

 

とても繊細です。

 

これらのことを常に実践できるように、朝はいつも手の使い方や立ち方など一通り練習してから施術するようにしています。

 

大津近辺にお勤めの皆さま

 

 

現在、感じている痛みはここ数日でなったものではありません。

 

無理な方向に捻った、不用意にぶつけた、などのはっきりとした原因がない限り患部以外のところに問題があることがほとんどです。

 

症状を発生している部位は身体(姿勢)のバランスが崩れた結果、現在の症状として現れたのです。

 

「無くて七癖」と言うように、日常の行動が結果的に身体(姿勢)のバランスに影響します。

 

症状があるということは、日ごろの行動と上手く付き合えていないサインです。

 

当院は痛みの根本原因となるバランスの崩れを特定し、施術をします。

 

何か小さな不調でも感じましたらまさ整体にご相談ください。