坐骨神経痛 大きな2つの理由

2021年9月3日 カテゴリー:坐骨神経痛

坐骨神経痛とは

 

坐骨神経は腰の下の方からお尻を通って足の方にいく神経です。

この神経が何らかの障害を受けると坐骨神経痛になります。

お尻から足にかけて痛みやしびれがでてきます。

坐骨神経はとても太い神経で腰から出てきて骨盤の中をかいくぐりお尻の筋肉の間を通っています。

それぞれのところで影響を受けるのですが、主には大きく2つの原因があります。

それは梨状筋の過緊張骨盤の前傾です。

 

梨状筋の過緊張

 

梨状筋はお尻にある筋肉です。

坐骨神経は梨状筋の下を通っています。

梨状筋がかたくなると坐骨神経を圧迫するので坐骨神経痛がでてきます。

確かに坐骨神経痛の方は、お尻の奥の方にある梨状筋を触るとかたくなっています。

そこで問題となるのがなぜ梨状筋がかたくなったかということです。

スポーツや重労働でお尻をよく使った場合はその運動が原因なのでお尻の筋肉をほぐしたりストレッチすることで改善します。

しかし、いろいろ話を聞いていても「そんなことあったかな」「お尻そんなに疲れてないけどな」とおっしゃる方がほとんどです。

ということは、梨状筋を硬くした本当の理由は他にあるということです。


これはお尻を横から見たものです。

緑色が坐骨神経でその上を通っているのが梨状筋です。

➡のように足が内向き(内また)になると足の骨が前側に回ります。

そうなると梨状筋が引っ張られ、その状態が長くなるとかたくなるのです。

かたくなった梨状筋は坐骨神経を圧迫するので坐骨神経痛になるのです。

足を内向きに引っ張ている筋肉が根本原因なのです。

それは内転筋です。

内転筋は太ももの内側についている筋肉です。

歩くときや足を組むなどの癖でかたくなるので足を内側に引っ張り込むのです。

なので、梨状筋をほぐすことは大切ですが内転筋をほぐさないと根本解決にならないのです。

 

骨盤の前側


もうひとつの原因は骨盤の前傾です。

坐骨神経は腰の下の方から足に出ています。

➡のように骨盤が前傾すると腰が前に行きます。

それにともない坐骨神経は引っ張られるようになるのです。

引っ張られ続けると坐骨神経痛になるのです。

 

 

その他には腰椎椎間板ヘルニアであったり腰椎のすべり症が原因の時もあります。

その場合は、すみません。

僕ではなんともできません。

しかし、レントゲンやCTを撮ってこれといった原因が見当たらなかったら、この2つが考えられます。

 

では、次回は自宅で出来る改善方法を紹介します。

 

 

大津市近辺にお勤めの皆さま

 

 

現在、感じている痛みは昨日今日でなったものではありません。

 

無理な方向に捻った、不用意にぶつけた、などの原因がない限り患部以外のところに問題があることがほとんどです。

 

症状を発生している部位は身体(姿勢)のバランスが崩れた結果、現在の症状として現れたのです。

 

昔から無くて七癖と言うように、日常の行動が結果的に身体(姿勢)のバランスに影響します。

 

症状があるということは、日ごろの行動(癖)と上手く付き合えていないサインです。

 

当院は痛みの根本原因となるバランスの崩れを特定し施術をします。

 

何か小さな不調でも感じましたらまさ整体にご相談ください。