コルセットの正しい巻き方

2021年8月13日 カテゴリー:

腰がギクッときたときは

 

ぎっくり腰になったり腰痛がひどかったりするときには無理に動かさないのが一番です。

 

しかし、仕事があったりゆっくりもしていられないときはコルセットを巻いてください。

 

コルセットを巻くと痛みが軽減したり、力が入りやすくなります。

 

まずは無理をしないことが一番です。

 

 

せっかく巻くなら正しく巻いてください

 

 

先日、腰が痛いからコルセットを巻いてこられた方がいました。

 

詳しく聞いていくと、「コルセットを巻いてもあまり変わらない。お腹が苦しいだけだ

とおっしゃってたので巻いているのを見ると

「残念ながらこれでは意味がないな~」となりました。

 

 

コルセットも正しい巻き方をしないと効果はありません

 

腰が痛いからはコルセットは腰に巻くものだ!と思っていませんか?

 

確かに「ぎっくり腰」というので腰が悪くなったと思いますが、それは違います

 

腰の土台となる骨盤の炎症が原因なことがほとんどです。

 

骨盤は大きく真ん中1つ左右に1つづつの3つに分かれています。

 

ぎっくり腰になる時は真ん中と左右のどちらかの骨との関節に無理な力がかかり炎症を起こしているのです。

 

その炎症を起こしている箇所を固定するのがコルセットの目的です。

 

時々、骨盤より上のお腹にコルセットを巻いている方がいますが、それでは効果はありません。

 

今回の方もそうでした。

 

 

正しい巻き方 実践!

 

 

ではコルセットの正しい巻き方を説明していきます。

 

今回は細めのコルセットですがポイントを捉えていたら十分に効果はありますよ。

 

骨盤の前側のでっぱりがありますよね。

そこがコルセットの中心になるようにしてください。

 

②コルセットの上下は真っ直ぐな方が上でカーブになっている方が下です。

 

③巻くときは上向けで寝て膝は曲げた状態でになってください。

 


 

寝ながら巻くのが難しい場合は立ったままで下方に引っ張る力を入れて巻いてください。

 


 

④巻くときは息を吐いてお腹がへっこんだ状態巻いてください。

 

いつもより腰が安定していようにおもえたらバッチリです。

 

 

もちろん注意事項もあります!

 

 

コルセットをつけると楽にはなりますが、一度つけると手放せなくなりますよね。

 

しかし、コルセットにも注意事項があります。

 

それは長い期間にわたってつけないことです。

 

理由は2つあります。

 

1つはコルセットを巻けば腰は楽にななりますが、巻き続けると腰回りの筋肉が弱ってしまうことです。

 

もう1つはコルセットを巻くことで腰の動きが制限されるので、その分を補うのに他の関節に負荷がかかる様になることです。

 

ぎっくり腰をしてしまうと三日間は炎症があるので巻いた方がいいですが、

それ以降は様子をみて仕事の時以外はできるだけ外すようにしてください。

 

力仕事をするときもコルセットをすると安心感がありますが、仕事が終わったらコルセットは外してください。

 

上手く使えば強い味方になってくれるので、用法用量に気をつけて使うようにしてください。

 

 

大津市にお住まいの皆さま

 

 

今、感じている症状は一日二日でなったものではありません。

 

変な方向に捻った、ぶつけるなど強い力がかかった、などの原因がない限り腰部に問題があるケースはごく少数です。

 

痛みを発生している部位は身体(姿勢)のバランスが崩れた結果、症状として現れたのです。

 

無くて七癖と言うように、日常の行動が結果的に身体(姿勢)のバランスに影響します。

 

症状があるということは日々の決まった行動(癖)と上手く付き合えていないサインです。

 

痛みや不調を感じたらまさ整体にご相談ください。

 

あなたの不調の原因を探し出し、改善へと導きます。

 

当院は頑張るあなたの味方です!

 

では、お会いできる日を楽しみにしております。