一年の中で最も寒い時期とも言われる2月。

2023年1月25日 カテゴリー:日々の生活の中で

一年の中で最も寒い時期とも言われる2月。

みなさんしっかりと暖かくしていますか?

こんな季節には、風邪ではなさそうだけれどなんとなく体調がよくない……という「体のダルさ」を覚える日が増えるもの。

今回はそんな「体のダルさ」について、原因と対策をご紹介していきます。どんな日もすっきり元気に過ごしましょう!

風邪をひいたわけでもなさそうなのに、なんとなく体がダルいと感じた経験は、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。そのダルさ、実は体が発する危険信号のひとつなのです。

もしも今「朝起きるのがつらい」「食欲がない」「やる気が出ない」「体が重い」といった、「ダルい」とまとめたくなる症状を感じていたら、それはあなたの体が休息を必要としているサインです。

大きな病気につながる前に、きちんと体を休めましょう。

 

◎ダルさは「疲労」の表れ

体のダルさを感じる原因は、睡眠不足や食生活の乱れ、精神的なストレスなどさまざまですが、それら全ての大本となるのは「疲労」です。

忙しい毎日の中でいろいろな角度から体に疲労がたまった結果が、「ダルさ」という症状として表れます。

 

◎ダルくなったら無理はしない!

ダルさは体からの休養を求めるサインです。

それを感じているのにも関わらず無理を続ければ、当然体調は悪化していくばかり。

日常生活が送れなくなるほどになってしまう可能性もあります。それを防ぐためにも、ダルいと感じたら早めに休息をとりましょう。

 

日々生活をしているだけでも、私たちの体には多かれ少なかれ肉体的な疲労が生じています。

この疲労を十分に回復させる習慣がないまま生活していると、やがて慢性疲労と呼ばれる状態になり、ダルさを感じると原因となります。

忙しくても少しずつ生活リズムを整えて、休息の時間を確保しようと心掛けることが大切です。

 

◎長く続くようなら病院へ

休息を意識しても長期間にわたってダルさが続く場合は、病気の初期症状の可能性もあります。

インフルエンザや内臓系の不調、あるいは自律神経の乱れなども考えられます。

いつまでもダルさがとれないな、と感じたら放置はせず、病院で診察を受けましょう。

 

ちょっとした生活リズムや栄養バランスの乱れ、体の疲労や心のストレスなどをそのままにしておくと、「ダルさ」が慢性化してしまいます。

ダルさが続くのを避けるための対策と予防は、ずばり「食事」「運動」「睡眠」の3つ! 日々の生活を見直して、ダルさに悩まされない身体づくりを目指しましょう。

 

◎疲労回復にはビタミンB

食事からエネルギーを生み出すためには、ビタミンB群が欠かせません。

手軽にボリュームがとれる糖質中心の食生活になると、炭水化物や脂質を分解してエネルギーとして吸収するためのビタミンBが不足しがちです。ビタミンBは豚肉やかつおぶしなどに多く含まれています。

また、ビタミンBは発熱や疲労時にはさらに多く消費されます。すでに疲れによるダルさを感じているときは、より意識的に摂取すると効果的です。

栄養素は組み合わせることで互いの働きを助け合ったり、効果が高まったりします。結局のところ一番大切なのは、ビタミンに限らず栄養バランスがとれた食事をすること。

添加物の多い食べものや甘いものばかり食べることはなるべく避けて、栄養バランスを整えましょう。

 

◎適度な運動で血液循環を高めよう

ウォーキングなどの軽い運動を日々の生活の中に取り入れると、体をめぐる血液の循環が高まります。

体を回復させるために必要な栄養素は血液が全身に届けているため、血液循環が高まること

で体が回復しやすくなり、慢性的なダルさが解消されることも期待できます。

逆に、運動不足だと血液の循環が低下し、体が回復しにくい環境になってしまいます。

また、運動による適度な肉体的疲労は質のよい睡眠にもつながります。良質な睡眠は、疲労回復にもっとも効果的です。

 

◎何よりも睡眠が大切

上でも言ったとおり、疲労回復のためには良質な睡眠が何よりも大事です。

良質な睡眠とは、寝入ってから約3時間の間に深い眠りに入ることを指します。

良質な睡眠のためには、ベッドに入る3時間以上前には夕食を済ませて消化を終えた状態で就寝する、40度程度のぬるめのお湯で入浴して心身をリラックスさせる、寝る直前にスマホなどの画面を見ない、の3点がポイントになります。

また、週末にまとめて休むのではなく、毎日ぐっすりと眠ることが重要です。

就寝や起床の時間を一定にする、朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計の調整をはかるなど、毎日十分な睡眠をとれるようにしましょう。

 

たかがダルさ、されどダルさ。ダルい日が続くときは思い切ってゆっくりと休息をとりながら、ライフスタイル全体を見直してみましょう。