肩こりを感じる時は肩を回そう!初級編

2021年8月4日 カテゴリー:肩関節

これまでの肩回しはこんな感じですよね

 

肩が凝ってしまったときに肩を回したことがありますよね。

少しでも楽になるかな~と思って。

その気持ち、よくわかります!

 

でも、実際に肩を動かしてみてもこのように思ったことはありませんか?

 

・楽になったようなならないような

・気持ちの問題かな

・やらんよりかはマシやろ

 

そんな感じで「肩回してもあんまりやな」と思う前に

このワンポイントを試してみてください!

 

いつもしている肩回しも少し気をつけるだけで効果的になります。

 

肩こりを楽にしたいと思って肩を回しているなら、あとひとつまみ気にしてください。

気にするのとしないとではこのような差があります。

 

気にしないと:

一部の筋肉しか使っていないので疲れが集中しやすく逆にしんどくなることもある。

肩関節の限られた部分しか動いていないので思っているほど動いていません。

 

気にすると:

全体的に筋肉を使って回すので筋肉への血流量が増えほぐれてくる。

肩関節だけではなく肩甲骨も動くので動きが大きくなる。

 

肩回し初級編、実践!

 

では、この差を実感してもらえる効率のいい肩回しを紹介していきます。

今回は初級編です。

肩回しの説明
右肩からします。

姿勢を正し、お風呂上りに牛乳を飲むかのように腰に左手をあててください

右手は肘を曲げ、時計の2時方向まで腕を上げ少し前にずらします。

この時に指先が肩に触れるたらバッチリですね!

指が肩に触れると腕全体が安定するので回すときにフラフラしないようになるんです

(肩がそこまであがらない場合はできる範囲でいいですよ。)

③その状態から肘で円を描くように体の前でゆっくり回してください。

回すときは内回りで大きな円を描いてください。

 

10回ほど回したら左手も同じように回してください。

姿勢を正して右手を腰に当て、左手の肘を曲げて体の前で大きく回してください。

 

どうですか、スッキリしますよね!

肩回しをしてもしんどくならないですよね!

肩甲骨が動いているのがわかりますよね!

 

肩甲骨が動くと肩全体の血行が良くなるので肩こりに効果的なのです。

 

ちなみに左手は体幹を固定するのが目的です。

体幹がぐらつくと肩甲骨は動きにくくなるので、しっかりと固定してください。

 

ワンポイントと言いながら2ポイント3ポイントとなってしまいましたが、続けて行うことで効果も倍増します。

 

タイミングとしては、デスクワークやスマホの使い過ぎで「しんどくなったな~」と思う前に「しんどくなるやろな~」と思ったときに回してもらう方がいいですね。

 

次回は上級編を紹介します。

初級編に比べると動きが少ないのでわかりにくいですが、施術でも取り入れている動きなので効果は抜群です。